肺結節(肺のしこり)とは?
肺結節とは、CTスキャンなどで見つかる直径3センチ(30mm)以下の円形や楕円形の異常な影を指します。健康診断などで突然「肺に結節がある」と指摘され不安になる方が多いですが、その多くは良性のもの(過去の炎症の痕、リンパ節、カルシウム沈着など)です。
結節のサイズと経過観察の目安
Fleischner(フライシュナー)学会のガイドラインに基づく、サイズに応じた一般的な対応基準です:
- 4 mm 未満:がんである確率は非常に低いです(1%未満)。低リスク患者の場合、定期的な経過観察も不要とされることが多いです。
- 4 〜 6 mm:低リスク。通常、12ヶ月後にCTを再検し、サイズが変わっていないか(不変であること)を確認します。
- 6 〜 8 mm:中リスク。6〜12ヶ月後に一度CTを再検し、その後も状態に応じて18〜24ヶ月後に再検します。
- 8 mm 超:がんリスクが比較的高まります。3ヶ月後の早期再検、PET-CT検査、あるいは生検(組織を採取する検査)が検討されます。


