脳MRIの「白い影(斑点)」とは?
脳のMRI報告書で「T2/FLAIR高信号」や「白質高信号域(WMH)」と書かれていると、多くの人が驚きます。これは画像上で白く光る点で表示され、臨床的には脳の一部の水分含有量の変化を示しています。加齢や血流変化による白質病変として非常によく見られる所見です。
主な原因
白い影が見つかっても、必ずしも重大な疾患であるとは限りません:
- 脳小血管病(CSVD):加齢に伴う微小血管の変化で、高血圧や脂質異常症と関連する最も一般的な原因です。
- 片頭痛:慢性の片頭痛を持つ患者の脳には、良性の白い斑点が見られることがよくあります。
- 多発性硬化症(MS):自己免疫性の脱髄疾患で、白質内の特徴的な領域に影が現れます。
- 過去の微小梗塞またはグリオーシス:過去の微小な脳の損傷が治癒した後の「かさぶた(瘢痕)」のようなものです。


