所見と症状

MRIによる半月板断裂の診断と見え方

MRI上で半月板断裂を識別する方法:異常信号、後角断裂、バケツ柄状断裂の特徴、損傷グレード、および治療の手がかり。

CT Read Editorial読了まで約 11 分公開日: 2026-05-05

Reviewed by a board-certified radiologist

MRIによる半月板断裂の診断と見え方 medical imaging guide cover
Doctor reviewing knee MRI images with a meniscus tear on a diagnostic monitor
患者教育用の図解イメージであり、実際の患者の症例や診断ではありません。

お読みになる前に

このガイドは教育目的の解説であり、診断ではありません

このガイドは、放射線報告書をよりよく理解するための用語やパターンの解説です。最終的な判断や治療方針は必ず主治医や放射線医にご確認ください。

半月板とは?

半月板は、膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC字型をした一対の線維軟骨(内側半月板と外側半月板)です。クッションとして衝撃を吸収し、荷重を均等に分散させて膝関節を安定させる役割を果たしています。半月板断裂(損傷)は代表的な膝のケガであり、通常MRI検査によって確定診断されます。

MRI上の半月板断裂の見え方

正常な膝のPD(プロトン密度)画像やT2画像では、半月板は均一な「黒い三角形」として写ります。断裂がある場合、以下の所見が見られます:

  • 半月板内の異常な高信号(白い線):本来黒いはずの半月板の内部に白い線状の信号が現れ、その線が関節面(上縁または下縁)に達していること。これが断裂診断の最も重要な基準です。
  • 形態の変形・消失:半月板の縁がほつれたり、位置がずれたり、小さく見えたりします。
  • 特殊な断裂サイン:バケツ柄状断裂(裂けた部分が関節の間に挟まり込む重篤な断裂)に伴う「ダブルPCLサイン」など。

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